主催事業の様子
令和5年度 第2回「大人の自然教室」
大人の自然教室
2023/11/01
【開会行事 ~服部学長 挨拶と講義~】
服部学長から「本校にあるたくさんのモミジやカエデの多様性を楽しんでください。」と挨拶があり、その後、簡単にモミジとカエデの成り立ちや多様性を感じるための視点について講義がありました。
【自然散策①「イロハモミジの観察」】
なじみのあるモミジはイロハモミジであり、これから観察するカエデやモミジと比較する基準となるモミジとなります。切り込みが深く、葉の端のギザギザが時折深くなり、小ぶりな葉が特徴であると説明がありました。
【自然散策②「チドリノキの観察」】
本校のカエデ歩道に生息しているチドリノキは、イメージするモミジやカエデの形をしておりません。これもカエデの仲間だと説明を受けると、参加者のみなさんは驚きとともに非常に興味深く観察をしていました。
【自然散策③「オオモミジの観察」】
形はイロハモミジに似ているが、よく見ると違いがはっきりと分かるオオモミジ。同じように切り込みは深いが、葉の端のギザギザが非常に細かく、見比べると違いが分かります。それが分かるだけでも参加者は大満足でした。
【自然散策④「ヤマモミジの観察」】
オオモミジとは逆に、葉の端のギザギザが大きく深いヤマモミジ。イロハモミジ、オオモミジと比べることで、名札の無い木のモミジの葉を見て「これは端のギザギザが小さいから」と自分で判別ができるようになりました。
【閉会行事 ~田村校長 挨拶~】
田村校長から「なかなか聞くだけでは覚えられませんね。採取して貼り付けた葉をもとに、振り返ってください。また、皆様が学んだことをもとに、子どもたちと共に自然を学ぶ機会ができれば幸です。」と挨拶があり、今回の大人の自然教室が締めくくられました。