主催事業の様子
令和7年度 第2回「遊友体験活動」
【はじめの会】
西岡校長のあいさつで、第2回「遊友体験活動」
紅葉の里山を楽しもう!~いも掘りと秋の生き物さがし~
がスタートしました。
【焼きいもの準備】
まずは、さつまいもを新聞紙でくるみ、水に浸してから
アルミホイルで巻いて焼きいもの準備をしました。
【さつまいも掘り】
さつまいも畑に移動し、紅はるかを掘りました。
どの家庭もバケツいっぱいになり、大満足でした。
【生き物さがしへ出発】
講師の波多野さんから、トンボをねらって網を使うと、虫取りの技術が向上する
と教えてもらい、秋の生き物さがしがスタートしました。
【けろトープでの生き物さがし】
けろトープでは、アカハライモリやエビがたくさんいました。
子どもたちは生き物さがしに夢中でした。
途中、「ヘビがいる」と子どもたちが教えてくれました。
すると、けろトープにマムシがひっそりたたずんでいました。
波多野さんのマムシに対する解説は、子どもたちも興味を惹き
真剣に聞いていました。
【校内散策で見つけた生き物】
散策している途中、「スズメバチが落ちてきた」と子どもが大きな声で
言いました。
波多野さんが近づくと「これは貴重なものが見られますよ。だけど危険
だから近づかないで!」と言われました。
スズメバチの交尾の最中でした。メスは新女王バチで、この後越冬します。
来春には巣を作るそうです。気を付けて虫かごに捕獲すると、大きなスズメバチを
子どもたちは真剣に観察していました。
【秋ならではの植物の実】
今年は豊作!校内には無数にどんぐりの実が落ちていました。
昆虫だけではなく、植物についても波多野さんから解説を聞きました。
【旅するチョウがやってきた】
旅するチョウと呼ばれ、日本列島を春から夏にかけて北上し、
秋から冬にかけて南下します。遠いところでは沖縄や台湾まで旅
をすると言われるアサギマダラが本校のフジバカマの蜜を吸いに
やってきました。
「これから長旅が待っているから、網での捕獲は控えましょう!」
旅の話を聞いた後、このように波多野さんから声をかけられました。
【ふりかえり】
バッタやミズカマキリ、トンボなど秋の生き物をたくさん捕まえる
ことができました。昆虫の解説だけではなく、朝来市の岩津ネギ
が生野銀山で働く方の食料となったことが始まりだったことや、
日本農業遺産に認定されたことなどを教えていただきました。
【終わりの会】
最後に、西口指導課長より、本校の今後の主催事業の紹介を含めた
あいさつがあり、第2回「遊友体験活動」を閉じました。
【焼きいもと掘ったいもをプレゼント】
閉会後には、焼きたてのいも1人2本と自分たちで掘ったいも
1人5本を持ち帰りました。
(どれもおいしそうで、どれにしようか迷いますね。袋いっぱいになりました。)