主催事業の様子
令和7年度 第1回「遊友体験活動」
【はじめの会】
西岡校長のあいさつで、
令和7年度 第1回「遊友体験活動」
初夏の里山を楽しもう!~夏の生き物さがし~
がスタートしました。
【生き物さがしのこつ】
まずは、講師の波多野さんから、虫取り網の使い方など、
生き物さがしに大切なこつや気をつけることなどの説明を受け、
いよいよ散策開始です。
【じゃぶじゃぶ池での生き物さがし】
じゃぶじゃぶ池には、アカハライモリやおたまじゃくしが
泳いでいました。
その上には、シオカラトンボが飛んでおり、参加者は、水中や
空中に網を伸ばして生き物を捕獲をしようと夢中になっていま
した。
小川にはサワガニ、ナガレホトケドジョウが生息しており、
子ども達も捕獲に必死でした。
(ナガレホトケドジョウ)
捕獲したナガレホトケドジョウは、講師の波多野さんが驚く
ほどビッグサイズでした。
【道中①ニイニイゼミの羽化に遭遇】
移動中、講師の波多野さんが急に「集合!」と声をかけました。
集まってみると、ニイニイゼミが羽化して、羽を乾かしている
ところでした。
【道中②:シマヘビに遭遇】
雨乃宮の池への移動中、ガサガサ音がしているところへ
進んでいき、中学校1年生のお兄さんが長い生き物を捕獲
しました。
本日は爬虫類の専門家に来ていただいており、話を聞くと
「その長い生き物はシマヘビで、毒はありませんが気性が
荒いので、手を出すと嚙まれます。真似をしない方が良い
です。」
と解説していただきました。
それでも、触ったことのないヘビが目の前にいるので、
参加者の皆さんは集まって来て、各々触っていました。
【雨乃宮の池での生き物さがし】
雨乃宮の池では、ヤマビルや毒ヘビに注意しながら
池の中や周りの生き物を探しました。
【道中③】
最後の散策ポイントの「けろトープ」へ向かう途中、
クヌギなど、どんぐりがなる木で、樹液が出ている所
や、樹木の名前が彫ってある名札の裏などに、生き物
が休憩しているかもしれないと、探しながら移動しま
した。
見つけられたら里山として自然が豊かだという指標と
なるネブトクワガタが、樹液の出ている所で休憩をし
ていました。
他には、ノコギリクワガタやコクワガタの捕獲に成功
しました。
【けろトープでの生き物さがし】
到着してすぐ、10cm以上はあるように見える大型のドジョウ
を発見しました。捕獲には至りませんでしたが、落ちないように
必死でした。
絶滅が危惧されているトノサマガエルやアカハライモリ、メダカ
などの生き物がたくさんいました。
すると、けろトープにもナガレホトケドジョウが生息しており、
見事捕獲に成功しました。
(ナガレホトケドジョウの捕獲)
【ふりかえり】
ふりかえりでは、本日捕まえてきた、生き物を一つひとつ
丁寧に解説していただきました。
【終わりの会】
最後に、西口指導課長より、次回の遊友体験活動やその他の事業
についての紹介も含めたあいさつがあり、令和7年度 第1回
「遊友体験活動」を閉じました。
【生き物とのふれあい】
閉会後には、波多野さんが事前に捕獲したヒバカリ(ヘビ)や二ホンヒキガエル、
モリアオガエルなど、その生き物とのふれあいの時間が続き、自然や生き物との
ふれあいは、子どもたちだけではなく、大人まで夢中にさせる貴重な体験だと実感
するひとときでした。
※希少種については、このあと自然にかえしています。