主催事業の様子
令和8年度 自然学校講座

【開講式 宮本校長あいさつ】
宮本校長から、「野外炊事やキャンプファイヤー等の実習や、いくつかの講義を受講する中で、子どもの視点に立ちながら、指導者としての資質・能力を楽しく高める機会にしてほしい」と話があり、自然学校講座が始まりました。

【講義 兵庫型「体験教育」とは】 【講義 指導補助員の心得】
兵庫県が推進する兵庫型「体験教育」の概要や自然学校推進事業、そして指導補助員の心得について理解を深めました。

【演習 アクティビティ「自然発見!クロスワード」体験】
班で校内を巡り、クロスワードを解きながら南但馬自然学校の自然に触れました。本講座での初めての班活動であり、参加者同士の交流にもなりました。

【実習 キャンプファイヤー指導の基礎基本】
講師:高砂市レクリエーション協会会長 梶原 好博 氏
ガリバーさん(梶原氏の通称)を講師に招き、キャンプファイヤーの意義や目的、火床の木の組み方、指導者の視点等、歌を交えながら楽しく実習しました。

【実習 アクティビティ「隠れ家づくり」指導の基礎基本】
ロープワークの基本の巻き結びを学んだ後、大屋根広場にて「隠れ家づくり」にチャレンジしました。自ら体験することで、「隠れ家づくり」の楽しさを実感するだけでなく、安全面への配慮、子どもたちの主体性や創造性を引き出すこと等、指導におけるポイントをつかむことができました。

【講義・演習 自然学校・野外活動におけるリスクマネジメント】
講師:天理大学 准教授 蓬田 高正 氏
天理大学の蓬田先生を講師に招き、実際に起きた判例をもとにリスクマネジメントについての講義・演習をしていただきました。ペアで話し合ったり、動画を視聴したりしながら学びを深めることができました。

【実習 「野外炊事指導の基礎基本Ⅰ」】
「マイギリ式」の火おこし器、ヒキリ板、麻ひもをほぐした「火口(ほぐち)」を使って火おこし体験をしました。火おこし器を回すと腕がだるくなり、一人では回し続けられないので、タイミングよく交代するなど、いくつかのコツをつかみながら火おこしに挑みました。苦労の末に火がついた時には達成感を味わいました。

【実習「野外炊事指導の基礎基本Ⅱ」】
初めに、「子どもの主体性を尊重すること」「達成感や成就感を味わわせること」、そのためにも「ゆとりを持たせた時間設定にすること」といった指導の留意点、また、服装、けがや火傷の防止、食中毒予防などの「安全指導」について確認をしました。その後、前日練習した火おこし器で火をおこそうとしましたが、雨天による湿気により残念ながら着火できませんでした。しかし、3日間共に過ごした仲間と作ったカレーライスのおいしさに、笑顔が自然とあふれていました。

【全体総括】
「指導者の立場として野外体験活動を実施するとき、大切にすべきことについて」「今回の講座から学んだことを今後どのように生かすか」という2つの視点をもとに、グループ内で一人ずつ話しました。そして、グループの代表が全体で発表しました。「まず自分が楽しむこと」「見通しをもつこと」「リスクマネジメント」「子どもとともに考えること」など、本講座を通して、多くの気づきがありました。また、発表をうなずきながら聞く姿が見られ、他者の意見を聞くことで、自分の考えを広げていました。

【閉講式】
宮本校長から受講生代表に修了証が授与されました。その後、西口指導課長から、「この講座で学んだことを今後に生かして活動して欲しい」と挨拶があり、閉講しました。受講者の皆さんは、この2泊3日で、多くのことを学ばれ、よき仲間に出会い、とても充実感に満ちた表情で本校を後にされました。お疲れさまでした。またの来校をお待ちしています。



